ソーシャルゲームとは何だったのか(2)

そんなの俺にだってわかんねーよ(投げやり)

というわけで、前回に引き続き、2回目です。海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバンのBD観ながらテキトーにiPadから書いております。前回は確か、ソーシャルゲームってそもそも、今よく使われ、揶揄されているような射倖心を煽る系のゲームのことじゃないよね、っていう、そんなことを書いた。その続きということで。


なんでこんなふうにソーシャルゲームが誤解されている(いや、全ての人に誤解されているわけでもないんですが)かというと、「ソーシャル性を持つゲーム」から50歩ほど譲って「SNSのソーシャルグラフ上で稼働するゲーム」にもなりきれなかったんじゃないからかな、って感じてる。

モバゲーは? グリーは? ソーシャルネットワークじゃないの?って疑問が当然出るんだけど、2年くらい前に「ソーシャルグラフとバーチャルグラフ」ってわざわざ呼んでた時期を思い出してほしーです。Facebookやmixiは現実の人間関係を可視化する「ソーシャルグラフ」を持ち、モバゲーやグリーは、元々の人間関係よりも、ネットで初めて出会ったり、ゲームを通じて親しくなる「バーチャルグラフ」の形成に長けている、みたいなのをしたり顔で語っていたあの時代です。ぼくも講演でよく使ってました。

で、結局、ソーシャルグラフを用いてヒットしたゲームって、SNS上のものだとサンシャイン牧場ほかmixiアプリ、Facebookなら。うんにゃらビル(つってもぼくのFacebook友達はほとんどゲーム業界なので、みんな研究目的でやりつつ同時にハマってる状況で、そうではないふつーの人がシティビルやってるって寡聞にして知らんがな)みたいな感じで、あとは実はニンテンドーDSの通信を使ったゲームのほうがよっぽど現実の人間関係の上に立脚してんじゃん(ポケモンの対戦とか)ってとこに落ち着いちゃってたんだなぁ、と。(個人の感想です)

そうすると、日本で「ソーシャルゲーム」と呼ぼうにも、「ソーシャル性を持つゲーム」も「SNSのソーシャルグラフ上で稼働するゲーム」も、パッキリ「これだ!」ってものがない、バーチャルグラフ上や出会い系サイトじゃない健全サイトで稼働するゲームならいっぱいあるのにそれはソーシャルグラフではないし、ポケモンやどうぶつの森は確実にソーシャルゲームだけど、わざわざコンソールゲーム(コンシューマーゲーム)と区別してソーシャルゲームという分類にしたいのに、それを含めちゃだめじゃん、というもやもやした感じの状態が続いちゃったと。

いや、実際は色々なソーシャル性を帯びたタイトルがあるんだけど、どういうわけか、VSバトルがあればソーシャル、とか、バーチャル友達に支援を要請できればソーシャル、みたいな状況ばかりが目立って、じゃあ似たようなものは全部「ソーシャルゲーム」ってことに。あれ? 一周してきた……。

まぁ、言ってみれば前回書いたかもしんないんだけど(←自分で書いたエントリくらい見直せよ)、ゲームをプレイしている人は「それがソーシャルかどうか」なんてどうでもいい、ってことなんですよね。分類なんて後付け。バズワードでメシを食う人向け。

そんなわけで、並行して見ておりました「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン」が終わったので、このエントリもとりあえず筆を置きます。

次は、ソーシャルゲームに、どういう要素が入っていたらソーシャルか、みたいなことを、あらためて見つめてみようと思います。日本人にとって「隣の畑に虫を入れる」って衝撃的な体験だったと思うんですよ。もちろん、牧場だっつーのに畑のゲームだった(牧場の実装が後だった)ってのも衝撃的だったと思うんですが。もう、懐かしいレベルの体験になっちゃっているのがドップラー効果ならぬドッグイヤー効果(時間の差みたいなのを指してうまいこと言ったつもり)ですな……。

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